MIDORI'S MUSINGS

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MIDORI MUSINGS

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シンプルに生きるということ

パナマ最終日、夜行バスで Bugaba から8時間離れた

首都のPanama City に到着し、探索をして過ごした今日。

雰囲気が最高でナイトライフのガヤガヤがベランダから

聞こえてくるホステルで、2週間半の思い出に浸っています。

 

マーケティングインターンシップを無事に終えて、明日の早朝には

カリフォルニアに旅立つのですが、その前に、記憶が褪せないうちに

パナマの好きなことを書きます。

 

この2週間、パナマのど田舎と言っていいほどの農村地区で過ごした

わけですが、その場所はわたしが長い間忘れていたことを

思い出させてくれました。それは、タイトル通り、

シンプルに生きるということ。

 

Bugaba, Volcán, Sortováなど今回訪れた農村地区は発展途上で、

家までの道路も想像の遥か斜め上をいくくらいにガッタガタ。

道路は未完成、すぐ停電し、家のインターネットが6日間切れても

回線会社は来る見込みなし。道の脇にはゴミがたくさん落ちていたりと、

薄汚い印象さえ持つかもしれません。便利とは程遠い。

それなのにまったく気にならない。なんでだろうと考えてたのです。

 

パナマに住む叔母の影響も大きいと思うのですが、農村地区の人の生き方は

すごくシンプルで、無駄なストレスが少ないと感じました。

当たり前のように地産地消を実施し、自ら育てた農作物をマーケットに出し、

停電したらロウソクに火をつけて本を読む。どうしようもないことに

気を取られない。周りと比べない。目があったら笑顔で Buenas と声をかける。

それだけ?と思うかもしれないけど、この「それだけ」の生き方が

どれだけわたしのささくれた心を穏やかにさせてくれたんだろう。

 

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ポートランドでは新しいこと=いいこと、正しいことは大声で主張する、

見た目重視、お金持ちの見せ合い、学力格差と収入格差の違い、

なんでもかんでも活動家になればいいと思っている考えの甘さ、

色々と見えてきてしまってストレスになっていたことがたくさんあった。

 

日本では大学生活を終えたらすぐ就活、就職率、就職先、企業ランキング、

会社の付き合い、奨学金の返済、根拠はまったくないけど

「とりあえず3年続けろ」の精神、転職難、年齢差別、

押しつぶされそうなくらいなワードが待ち構えている。

 

パナマで少しだけ生活しただけで自分が住んでいた環境で

どれだけ自分が左右されてしまっていたかがあらわになり、

そのストレスがどれだけ自分には不必要なのかがわかって、

日本とアメリカに帰ればまたそのストレスが待ってることは

理解してたのに、なんともいえないくらい楽になった。

 

 

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溢れかえっている物、情報、流行りにまんまと流され、

「普通だから」とわざわざ複雑で難しい生き方を自分に強いて

生きていたら、幸せがすり減ってしまう。そう思った。

 

必要最低限だけど、それで十分だということを思い出した。

その必要最低限の生活の中で幸せそうに生きている人々を

見て涙が出そうになった。

 

もっとシンプルに生きよう。必要最低限をもう一度確認して、

無駄なストレスは自ら避けて、意識的に生きよう。

 

 

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そんなことを思わせてくれたパナマを、これからもきっと

ずっと好きでいるんだろうと思う。

シンプルで、あたたかくて、ちょっと雑で、大らかな国。

この国に出会えて、生き方を少しでも考え直せてよかった。

 

 

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